2026年8月27日時点で確認:Pinterestによると、リアルタイム指標は推定値のため、後から下がることがあります。ピンの統計情報は、同じ画像と、該当する場合は同じURLを持つ複数のピンの動きを集計します。一方、Pinterestアナリティクスには、ソース、コンテンツの種類、フォーマット、デバイス、日付範囲、認証済みアカウントなどのフィルターがあります。外部のアクセス解析では、また別の行動を計測します。
数値が一致しないからといって、すぐに不具合とは限りません。まず、指標の定義、集計対象のコンテンツ、タイムゾーン、期間、データが確定するまでの時間をそろえて比較します。
比較する2つの数値を正確に記録する
数値Aを見た画面・サービス:
指標A:
フィルター・期間・タイムゾーン:
数値Bを見た画面・サービス:
指標B:
フィルター・期間・タイムゾーン:
書き出した日時:
リアルタイムの概算:オン・オフ
「Pinterestでは1,000、アクセス解析では700」と言うだけでは、原因を再現できません。両方の指標の定義とフィルターを記録して、初めて比較できます。
リアルタイムの数値が後から減る理由を理解する
Pinterestアナリティクスの公式ヘルプには、直近48時間のリアルタイム概算は変動し、後から減る場合があると記載されています。オーディエンス指標や、一部のフィルターを使った表示ではリアルタイム分析を利用できません。
直近48時間だけを根拠に、恒常的に成果が落ちたと判断しないでください。直近48時間を除いた比較期間を書き出し、それより前の期間の同じ曜日と比べます。
ピン単位の数値が何を集計しているかを知る
Pinterestの「ピンの統計情報」公式ヘルプによると、統計には同じ画像と、該当する場合は同じURLを持つすべてのピンに加え、その後に別の利用者が保存した動きも集計されます。したがって、画面上の一つのピンに表示された数値が、そのピンIDだけから生まれた成果とは限りません。
この集計方法により、個別のピンの数値が、条件を絞ったアカウント全体のレポートより大きく見えることがあります。関連する動きが集計し直され、数値が変わる場合もあります。
Pinterest側のフィルターを完全にそろえる
- コンテンツの種類:オーガニック、広告、アーンドのどれを含めるか。
- ソース:自分で作成・保存したピンか、認証済みアカウントから他の利用者が作成・保存したコンテンツか。
- 認証済みのアカウント:特定のドメインだけか、すべてのコンテンツか。
- ピンのフォーマット:画像、動画、商品など、どの形式を含めるか。
- デバイス:モバイル、デスクトップ、タブレットのどれか。
- 日付範囲:開始日と終了日が同じか、当日を含めているか。
Pinterestアナリティクスには「保存したピンを含める」という切り替えがあります。作成したピンと保存したピンの両方が常に同じ条件で含まれるとは限らないため、設定が変わるだけで成果が失われたように見えます。
アウトバウンドクリックとサイトのセッションを同じ数値だと考えない
アウトバウンドクリックは、Pinterestの外へ移動するためにリンクを操作した回数です。サイト側でセッションを記録するには、通常、移動先ページと解析用スクリプトが読み込まれ、必要な同意が得られ、ブラウザなどに遮断されず、その訪問を正しく計測できる必要があります。リダイレクト、表示の遅さ、同意管理ツール、ブラウザの制限、ボット除外などにより、両者には自然な差が生じます。
Pinterest内の割合そのものが低い場合は、アウトバウンドクリックが少ない原因を調べるガイドを使います。Pinterestではクリックされているのにサイト側のセッションが少ない場合は、サイトの表示性能とアクセス解析の実装を調べてください。
認証済みドメインによって集計対象が変わる
ウェブサイトを認証すると、そのドメインから保存されたコンテンツをPinterestがビジネスに関連付けられるようになります。ドメインのデータが表示されない場合や別のアカウントに紐付いている場合は、Pinterestアナリティクスからピンが消えたと判断する前に、Pinterestでウェブサイトを認証できない場合の診断ガイドを確認してください。
数値を照合するための記録表を作る
- 終了日が48時間以上前になる、連続した7日間を選ぶ。
- Pinterestアナリティクスを書き出し、使用したフィルターも記録する。
- 5件のピンURLを選び、同じ時刻にそれぞれの統計情報を記録する。
- 同じ期間と移動先パスに絞り、サイト側のアクセス解析も書き出す。
- インプレッション数、ピンクリック数、アウトバウンドクリック数、ページ読み込み数、セッション数を別々に並べる。
- 既知のリダイレクト、同意未取得による計測漏れ、キャンペーンパラメータを注記する。
- 元の書き出しデータを変更せず、1週間後に同じ手順を繰り返す。
レポートの不具合を疑うべき状況
- 直近48時間を含まない過去の期間が、フィルターを変えていないのに大きく変動する
- リアルタイム対象外の同じ保存済みレポートが、数分の間に異なる合計を返す
- 同一のフィルターを使っても、画面とCSVの数値が一致しない
- ボード上で確認できる保存が、統計では繰り返しゼロと表示される
- 互いに関係のない複数のアカウントで、同じ不自然な現象が起きている
サポートへ連絡する前に、画面のスクリーンショットとCSVの両方を保存してください。レポートを直そうとして、ピンを削除したり再投稿したりしないでください。
集計方法の変化と実際のリーチ低下を分ける
直近48時間を除いたデータで、インプレッション数、アウトバウンドトラフィック、サイトのセッション数がすべて同時に下がっているなら、実際に配信量や需要が落ちた可能性があります。その場合は、Pinterestのインプレッションが減った原因を調べるガイドを使い、同じ条件の期間同士を比較してください。
数値を照合するときの原則
合計値を見る前に、指標の定義をそろえます。推定値は後から修正され、ピンの統計情報は複数のピンを集計し、フィルターは集計対象を変えます。また、クリックしただけでは、サイトのセッションとして記録されるとは限りません。これらをそろえれば、残った差を具体的に調査できるようになります。
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