メモを付けずにピンを保存すること自体が、問題なのではありません。気軽に集めるアイデアの大半は、わざわざ説明を残さなくてもよいものです。手間が生まれるのは、そのピンが買い物、プロジェクト、レシピ、旅行、クライアント案件での判断に関わり、なぜ保存したのかを後から思い出したり調べ直したりするときです。
考えるべきなのは「すべてにメモを付けるべきか」ではなく、「後で評価し直すと手間がかかるのは、どのピンか」です。
実際に時間を失う場面
やり直しは、主に次の4つの形で現れます。
- 価格、寸法、材料を確認するため、元のページを開き直す。
- 候補を外した理由が残っておらず、同じ選択肢をもう一度比較する。
- 見た目は覚えているのに名前が分からない画像を、複数のボードから探す。
- 前回の結論を記録していなかったため、別の人と同じ判断をやり直す。
どれも自分の作業で実際に確かめられる時間コストです。根拠もなく、「何時間節約できる」と誰にでも当てはまる数字を作る必要はありません。
宣伝文句ではなく、自分のやり直し時間を測る
進行中のプロジェクトを一つ選び、7日間だけ次の記録を付けます。
見直したピン:
もう一度調べた内容:
かかった時間:
やり直しを防げた一文:
週末に所要時間を合計してください。根拠のない生産性の推定値より、自分で測った合計のほうが、やり方を変えるべきか判断する材料になります。
メモを付ける基準を決める
次の条件を一つでも満たす場合だけ、メモを付けます。
- そのピンが最終候補に入っている。
- 価格や在庫状況など、変わり得る情報が元ページにある。
- 判断に譲れない条件がある。
- 後で忘れそうな理由で候補から外した。
- 別の人が、その判断を理解する必要がある。
- 画像を見ただけでは、次の行動が分からない。
それ以外は、気軽なアイデア集のままで構いません。
最低限役に立つメモ
一行だけでも十分に役立ちます。
- 「参考にするのは配置だけ。仕上げの色味は冷たすぎる」
- 「最終候補。幅84インチ(約213cm)の壁に収まる。返品送料を要確認」
- 「一度作った。次回は塩を減らし、先にご飯を炊き始める」
- 「見送り。近くに行ける唯一の日が定休日」
どの例も、画像だけでは分からない判断材料を残しています。
時間コストを自分の数字で計算する
目安を出したい場合は、自分で記録した数字を使います。
月間のやり直し時間= 見直したピン数 × 1件を見直す平均時間
例えば、12件の候補を1件3分ずつ見直せば、合計36分です。これは計算例であって、基準値ではありません。趣味のボードならほぼゼロかもしれませんが、調達や調査を目的とするボードでは、はるかに長くなることもあります。
メモを付ける手間に見合わない場合
ボードを整って見せるためだけに、ピンにメモを付ける必要はありません。あとで使わない一時的な保存、元ページを見れば内容が分かるもの、行動に移す可能性が低いものには、メモを付けなくて構いません。記録すること自体にも時間がかかります。
迷ったときの実用ルール
アイデアを探している段階では自由に保存し、比較や実行の段階へ進んだらメモを付けます。Pinterestを気軽に楽しみながら、後からやり直すと面倒な判断だけを記録に残せる方法です。
Pinterestの整理方法をさらに改善する
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